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  • ycgogo

Yの思い出 #4


前回、お話した女性の事の続きです。そのお店はまず近くの喫茶店で待ち合わせをして、そこから一緒にホテルに行くという仕組みでした。多くの場合、私が先に店で待っていて、そして女性が現れるということが多かったです。初めての時は、お店に電話がかかり呼び出されて、外に行くとその女性が待っているというような感じでした。

何度も会っていると喫茶店でお茶を飲みながら少し話してから行くようになりました。

その時に色々リクエストを頼んだりしました。

ある時は白い薄いブラウスを着て来てもらい、その下に黒いスリップを着て来てもらうように頼みました。普段黒っぽい服を着ていてその下に黒いスリップや黒いブラを着けているの

で平気なのかと思いましたが、そんな彼女でも白い薄いブラウスだと黒い下着が目立つので困っているのがわかりました。

それでも次回に会った時はそれで来てくれました。「一人で電車に乗ってる時に見られてるんじゃないかと思って恥ずかしかったわよ。でもちょっとドキドキするのもいいわよね」と言います。そして「ちょっと感じちゃったわよ」と囁きます。本当に感じていたがどうかわかりませんが、そう言うと私が喜ぶのをわかってわざと言っていたかもしれません。そしたら、「はい」と言いながら紙袋を私に渡します。「何」と言いながら袋の中を見ると黒いスリップが入っています。「私がこうしてあなたのリクエストの答えて来たんだから今度はあなたの番よ」、「えっ何?」「わかってるくせに、あなたも着たいんでしょ?わかってるよ」「えっ?ここで」「そうよとぼけないで、トイレに行って着てくるの。早く、それから上着は私が預かるから」「えっ」と言いな

がら私はどうしたらいいかわからずモジモジしていました。その日私は白のYシャツを着てその上にスーツでした。だから上着を着せてもらえないと、彼女と同じような事をする羽目になるわけです。「どうしたの?やらないのなら帰っちゃうわよ」と言いながらニヤニヤしています。こうなったら、やるしかありません。内心そういう事をするのも嬉しいような気持ちもありました。彼女にそこを見透かされていたわけです。私はその紙袋を持ってトイレに行き、個室に入り袋から黒のスリップを取り出しました。着る前にスリップに鼻をつけてその香りを嗅いでみました。石鹸のような香水のような香りがほんのりと香ります。しばらく両手でストラップを持ち、スリップを眺めてしまいました。そのままスリップを抱きしめたい気分になりましたが、あまりこの中で時間を費やすわけにもいきません。Yシャツとズボンを脱ぎ頭からスリップを着てストラップに腕を通します。スリップが

全身を覆い、嬉しくなります。Yシャツとズボンを着て外に出ましたが、その前に手洗いのところの鏡を見てみます。振り返って背中を見ようとしますが、うまく見えません。ドアを開けてトイレから出る時に思い切りが入りましたが、出て彼女のところに向かいました。「着て来たわね、偉いわね。」と言いながらニヤニヤしています。「ちょっと向こう向いて見せて」などと言いながら見え方を確認しています。でも透けて見えているのかどうなのかについては何も言いません。

「さあ、行きましょう」と言いながら席を立ちます。でも彼女は私の上着を持ったままです。私は、コーヒーのお金をさっさと払って店を出たかったのですが、「私が払うわね」と言いながらゆっくり支払いをしています。「あなたも私の隣にいてね」と言いながら私を店

の外に出させてくれません。白いシャツとブラウスの下に黒いスリップをきた2人が立っているのを周りの人は気づいたのでしょうか?

その後、ホテルへ向かいましたが、彼女はわざとゆっくり歩きます。「恥ずかしいよ」と私が言うと「あら、私も恥ずかしいのよ」と言って微笑みます。彼女は相変わらず私の上着を持ったままです。途中、何人かとすれ違いましたが、その度に私の胸はドキドキしました。続きは次回で。


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