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農家の友達の家で

  • ycgogo
  • 12 分前
  • 読了時間: 4分

Yです。中学時代の友人に農家の子がいました。比較的大きな農家で、家も広く家の前の庭というか、敷地もとても広く牛を飼っていたり、蜂も飼っていました。色々な作物をやっていましたが、苺も作っていて、苺の時期に遊びにいくと、形が悪いものを食べさせてくれたり、お土産に持たせてくれたりしました。

その友人もとても楽しい子で、よく遊びに行っていました。


ある日、そのこと遊んでいると、高校生らしいお姉さんがちょうど帰ってきました。セーラー服で自転車にのり、髪は三つ編みにしていました。失礼ながら、それほど可愛いというわけでもなく、農家風の垢抜けない感じがするお姉さんでした。それでも私たちにはとても優しくしてくれました。

自転車で家につくと、「あらY君、来てたの」と言いながら自転車をしまい、家に入って行きました。

私は、友人と庭でキャッチボールをしたり、牛を見に行ったりしながら過ごしていました。

すると、セーラー服姿で帰宅したお姉さんが着替えて出てきました。どうやら、帰宅をして洗濯をしていたようでした。手には洗濯物らしき物を抱えています。お姉さんはニコニコしながら洗濯物を干し始めました。次の瞬間私の目はお姉さんに釘付けになりました。お姉さんは目にも眩しい真っ白なスリップを干し始めたのです。本当に眩しいくらいの白さで、胸元と裾に少し広めのレースがついています。レースの感じが少しおばさんっぽい感じがないわけではありませんでしたが、それも私の目にはとても素敵に見えました。お姉さんはスリップを何枚も干しています。自分の分だけではなくお母さんの分もあったのかもしれません。ひょっとするとレースの広いおばさんっぽい感じのスリップはお母さんのものだったのかもしれません。


農家の娘さんで、少し垢抜けない感じと言いましたが、なんというかその真っ白いスリップも垢抜けたデザインという物でもなく、オーソドックスな白いスリップですが、何と無くアンバランスな感じが余計に魅力的に感じてしまいました。友人の母親は、いかにも働きづめの農家の女というふうで、手も顔も日に荒れ、いつ見ても化粧っ気などありませんでした。その人もまた、こんな真っ白いスリップを身につけているのだと思うと、私は説明のつかぬ感情が揺れ動くのがわかりました。

私は、友人に気づかれないようにしながらも、そのスリップが気になって仕方がありません。それとともに、三つ編みで垢抜けないと思っていたお姉さんが、凄く魅力的に思えてきてしまいました。農家の軒先に干された数枚の真っ白なスリップ。その姿もなんともアンバランスな感じでした。

それから、この友人の家を訪問したくなりました。当然、目的はまたスリップが干されているのを目にする事が出来るのではないかという期待感でした。友人には申し訳ないですが。

そのお姉さんですが、それまでも通学途中に街中で会った事があったのかもしれませんが、ほとんどその記憶はありませんでした。しかし、それ以降はお姉さんの存在をはっきり認識しました。お姉さんも私のことを認識してくれたようでした。ある日、街中で自転車に乗って帰宅途中のお姉さんに会いました。お姉さんの方から気がついてくれて声をかけてくれました。「あらY君」、お姉さんは相変わらず、三つ編みでセーラー服で自転車です。お姉さ

ん自体は変わらず、少し垢抜けない感じでしたが、私に声をかけた時に手をあげました。その瞬間セーラー服の上着が上がり、そこから真っ白なスリップの生地が見えました。私には、眩しい白さに見えました。そのスリップはあの日私がみた洗濯物の中にあった1枚に違いありません。あの日、眩しい白さに感じ入ったスリップが、いまこの人の肌に最も近いところにある。そう思うと、私の中でお姉さんに対する感情が変わって行くのがわかりました。

面白いもので、その瞬間以来、垢抜けないお姉さんと思っていたのが、少し魅力的に思えてしまいました。私は、少しでも長くその時を維持しようと他愛もない話題を続けました。その間にもお姉さんは髪を触る為に手をあげます。その都度、白いスリップの生地が私のめに飛び込んできます。

しばらくすると、会話も途切れお姉さんは「じゃあね、もう帰るね。Y君また遊びにきてね」と言いながらバイバイをするために大きく手をあげました。すると、今までにないほどセーラー服が上に上がり、真っ白なスリップの生地が大きく見えました。私は別れがたい感情を抑えながら、その場を去りました。

それから、意識的にその友人の家に遊びにいく機会は増えました。しかし、あの日のように干されたスリップを見ることはありませんでした。


 
 
 

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