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  • ycgogo

好きだったMちゃん


Yです。先日、中学時代のIさんの話の中で少し出てきたMちゃんの話しをします。

私は高校時代に彼女の事が好きでずっと追いかけていました。でも最後まで振り向いてはくれませんでした。もちろん友人として普通に接してはくれていましたが。

好きだった理由は色々あります。もちろん、顔や雰囲気が素敵だったことがあります。非常に賢く、勉強もよくできて明るいということ。そして、何よりもいつも綺麗なスリップを着ていてそれが制服から透けて見えていることでした。以前話たIさんと同じ中学から来ていて、夏服のブラウスの背中がとても薄く、いつも4本線が透けていました。Iさんは少し大柄で、少しグラマーな感じのことでしたが、このM

ちゃんはどちらかといえばスリムで非常にスタイルの良い子でした。

このMちゃんは私と同じ高校に進みました。そして1年生の時は同じクラスになりました。

実は、中学時代はMちゃんは隣のクラスで同じクラスにはなっていませんでした。そのため高校に入って同じクラスになれたということは、毎日、授業中も彼女の様子を確認することができるということです。何度か、隣の席になったこともありましたし、彼女が前の席になることもよくありました。彼女は休憩時間などに机に伏せて、仮眠のような感じになることがよくありました。そういう姿勢の時は、セーラー服の上着が持ち上がって、いつもよりよく白いスリップの生地が見えています。後ろの席にいる私はもうドキドキ

してしまっています。ましてや好きで憧れている子です。

手を伸ばせば触れられるくらいの所に好きな女の子のスリップの真っ白な生地が見えている。これはもう毎日朝から夕方までどうかなりそうな精神状態になってました。

ある休みの日に、その子の事が気になって偶然を装って家に行ってみました。自転車で通りかかったのですが、偶然にでも出会えて言葉でも交わせればと思っていました。

ところが、こちらの思惑通りには物事は進みません。彼女が出てきているわけもなく、自転車で通り過ぎようとしました。そ

の際に庭が見えました。すると洗濯物の真っ白なスリップが数枚干してあります。一瞬の事でしたが、はっきりとわかりました。私は胸の高鳴りを抑えることができませんでした。次に私はその先でUターンをして、今度はゆっくりそこを通り過ぎようとしました。

そうしたら、玄関から誰か出てきます。「Mちゃんかな?」そう思って期待しましたが、出てきたのはお母さんでした。面識があったわけではないのでそのまま通り過ぎようとして振り返ってみたら、明らかに背中から4本線がわかります。「スリップ!!」そう思いましたが次の瞬間、「という事は、さっきの洗濯物のスリップは誰の物?」という疑問が頭を

支配しました。

もう一度、振り返ってみました。お母さんは向こうを向いていて私には気づいていません。でも、背中には4本線がはっきり浮かび上がっています。私は、そこを通り過ぎ、そして少ししてもう一度、その家を通りすぎました。変わらず、そのままスリップが干されています。真っ白なスリップの生地が目に眩く映ります。よく見ると、白いブラスリップもあります。私は近寄って見たい衝動を抑えるのが精一杯でした。

結局そのスリップがMちゃんの物かお母さんの物かは確認することは出来ませんでした。

翌日学校にいつもように登校してMちゃんに会いました。私の前に座り、授業中には時々ノ

ートをとるために俯いた姿勢になります。その度にスカートと上着の間からスリップの白い生地が見えます。その度に、私は昨日見た干してあったスリップを思い出してしまいました。あの真っ白なスリップは目に焼き付き、今でははっきりと思いだします。

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