今まではCに語ってもらってましたが、今回は私Yが自らの思い出として語ります。お楽しみいただければと思います。
これは、まだ私がCと出会う前の話です。
私は長年スリップを着たいという思いをひそかに抱えながら生きていきました。一人暮らしで、堂々とスリップを着る時間を取ることができるようになり、なんとなくその気持ちは満足されるようになりました。しかし、それと同時に自分一人で着ているだけでは満足できなくなり、誰かに見られたいという気持ちは少しづつ増えてきました。そして、スリップだけでなく女性になった姿はどんな感じになるのかなという気持ちも大きくなってきました。この頃になり、色々考えるようになったのは、確かに自分はスリップに魅了されてきましたが、でも本当はどこかで綺麗な女性の姿になりたいという気持ちがあるのではないかということでした。これまで、母親のスリップを着てみたことはあっても、母親の服をきたことはありませんでした。
また、学生時代に付き合っていた彼女はいましたが、その彼女は全くスリップを着ない人で、その彼女とSEXをしている瞬間の喜びはあっても、どこかその部分での不満を持っていました。彼女と付き合っているころは、自分の中でスリップを封印していましたが、同時に彼女がスリップを着てくれない不満も常にありました。女性がスリップを着た姿を見たいという気持ちは実現できていなかったわけです。大学卒業前に、その彼女に振られてから後、自分の中のスリップへの憧れや色々な気分が頭の中を常に巡り、ちょっとおかしな感じになりかけてもいました。
休みの日は、そういう気持ちを消化できずに一人あてもなく街中をうろうろすることも少なくありませんでした。
ある日、JRのキオスクで雑誌を買おうとした時に、レジャーニュースという新聞が目に留まりました。というのは、そこに女装という言葉があり、なんとなく気になって買ってみました。家に帰り、新聞を開いてみると、今でいうデートクラブ、SM,女装、などのお店の宣伝で埋め尽くされていました。
そこで、気になった店に電話をしてみました。「はいXXXXXです。」「あの、レジャーニュースを見たんですが、女装ってできるんでしょうか」「女装したいの?どんなプレーかしら?」当時女装はSMクラブの中のプレーの一つで、電話に出ているのはいかにもSMの女王様風の話し方でした。「女装は初めてなんです。まず女装できればいいんです」「そうなの、女装して何かされたくないの?」「いえ、まず女装だけでいいです。」などと聞きながらお店の予約をしました。場所は池袋の東口、文芸坐の裏側くらいのマンションの中。下着はあるけれどそれは買い取りになるので、自分の物があるのであれば持ってくるようにいわれ、とりあえず自分のスリップなどを持っていきました。
店に入ると、看護婦さんのような白衣を着て、マスクをした女性が登場。店にはプレールームが2つ。一つには、診察台のようなものがあり、多数のゴムの菅や、浣腸器、ロープ、レザーの衣類などがありました。「女装した後、もしお希望ならここでいじめて浣腸なんかもしてあげるわよ。あなたは、優しそうだからきっととりこになるわよ」と怪しげに言われました。しかし、私にはその趣味も度胸もなかったので、「いえ女装だけで結構です」と答えました。その女性は少し不満げではありましたが、「それだけでいいの、勿体ないわね。私の虜にしてあげたかったのに。まあ、いいわ」といいながら、もう一つの部屋へ。そこには、女性服が沢山並び、ドレッサーとお化粧用品が沢山ありまし
た。
「まず下着姿になってそこに座ってね」と言われ、私は持ってきた白いショーツと、スリップに着替え、パンストを履き鏡の前に座りました。「後のプレーが必要ないなら、じっくりとお化粧して綺麗にしてあげるわね。あなたはラッキーよ私はお化粧の腕前も自信があるの、ほかのSMクラブなんかだとお化粧も結構適当にやったりするのね」といいながら始めてくれました。お化粧には30分くらい、本当に丁寧に下地からまつ毛のカール、アイシャドウ、頬紅、口紅と進みました、最後にウイッグをかぶせられ、髪の毛を丁寧にブラッシング、「さあ、できたわよ、いけるわね。あなた、元の顔が優しいから十分いけるわよ。」と言われ鏡をのぞいてみれば、まんざらでもない。なんだか、いとこのお姉さんに心なしかにている感じがする。スリップ姿で顔は女性化しているので自分でもなんとなく満足。「写真撮るわよ」と言われて、ポラロイドで写真を撮られました。いまならデジカメでデータが残るんだろうけど。ポラロイドなのでその1枚きり。ちょっと恥ずかしい。
しばらく、白いスリップ姿で、女性の顔になった自分を鏡に映しながらうっとり。「さあ、お洋服よ、どれがいい」といって洋服を選びに行きましたが、正直いって気にいった洋服はなく、どれもなんとなく少しよれている感じのワンピースなどで、あまり気乗りがしませんでした。「早く決めて、着替えてちょっと外に散歩にいくわよ」と言われ、「えっ、そんな心の準備はできてないし。どうしよう」と動揺してしまいました。しばらくもじもじしていたら、「行きたくなければいかなくていいのよ。でも残りの時間どうする?その格好で、いじめられたい?」と笑いながら聞いてくる。「しばらくこのままでいたいです」と答えると、「そうそれなら、時間までこの部屋にいていいわよ。私は隣にいるから時間が来たらよんであげる」と言われ「えっ、何もしてくれないんだ」と思いながらも、一人残された部屋ですることもなく、でも自分下半身はさっきからずーっと反応したまま。このままでは中途半端だなあと思いながら、白いスリップ姿の自分をみながら、自分で処理をして果てました。
そのころ、さっきの女性が顔を出して、「やっぱり最後は自分でするのね。見てるのは楽しかったわ」といいながらにこにこしている。「あらのぞかれてたんだ」と思いながらなんだか恥ずかしい気分に。その後、彼女は私の化粧を綺麗に落としてくれて、私は元の姿に着替えて部屋を出ました。ついに最後まで彼女はマスクを取らなかったので、どんな素顔かわからないままに。「また来るのよ」とあやしげに微笑みながら、言われましたが、その店にはその一回限り。今もあるのだろうか。
(さて、今回の写真の最後の2枚は、変身ソフトで変身した私の写真です。いかがでしょうか?)
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