Yが私に初めてプレゼントしてくれたのはボンレベールのレースがとっても綺麗で豪華な黒と白のスリップだった。
私は、スリップをそれまで着ていなかったし、子供の時のイメージしかなかったからこんなに綺麗で豪華なレースがあしらわれたスリップなんて知らなかった。
これはなんていうか、ドレスみたいで本当に今でもお気に入りなの。
渡されたのは一緒にご飯を食べに行った時。個室だったから少し出して見せてくれたんだけど、いつ店員の人が来るかわからないからあんまり堂々とみるわけにはいかないわよね。
でもすごくうれしくて早く着てみたいって気持ちになった。あいにくその日はその後に一緒に過ごすことができなかったから、それをもって帰ったんだけど、もちろん家に帰ったらすぐに出して身に着けてみて鏡の前でうっとり。不思議なもので鏡の前に黒いスリップで座ったら、なんだか鮮やかな赤い口紅を付けたくなったの。そうしたら、なんだか妙な気分。今では黒の下着なんて当たり前だけど、そのころの私の中には黒い下着ってなんだかちょっと普通の世界の人が着ない物ってイメージがあったのね。そうそう、娼婦的というか水商売の女の人ってイメージね。だから余計に真っ赤な口紅を付けてみたくなったのね。
私もそのころスリップは着てなくても、派手な色のブラとショーツを着てたわね。ガーターなんかも時々着けてみたりしてたけど。それなのに黒のスリップが水商売っておかしいわね。
でもね、黒のスリップってやっぱりなんだか水商売っぽいイメージ無いかしら?昔は黒のブラと黒のショーツ(パンティーっていう方がYは好きみたいだけど)もやっぱり水商売みたいねイメージだったのね。
今は、普通の女の子でも黒や紺の下着着てるけどね。黒のスリップってなんかいいわよね。黒のスリップに真っ赤な口紅を付けるとYはすごく喜んでくれる。
Yも黒いスリップには特別な気持ちがあったみたいね。もちろんYのお母さんは黒い下着なんか着てなかったらしいんだけど。
Yが中学3年生の頃、学校で親子面談があった時に、友達のお母さんが少し遅れて慌てて駆け込んできたのね。お仕事の途中で面談のために抜けてきたらしかったんだけど。どこかの食堂か何かで働いていたようで白いそんな感じの服のまま慌てて駆け込んで来たんだけど、その時Yはそのお母さんに目が釘付けになってしまったんだって。その白い、食堂のおばさんというような服の下に明らかに黒のスリップを着ているのがわかったんだって。庶民的でいかにも食堂で働いているおばさんという感じのひとだったらしいけど、それだけに余計に下に黒のスリップを着ていると思うともうそこから目が離れないわね。そのせいでYは親子面談の時のほとんど先生の話も上の空だったんだって。
その同級生の子とはそれまでもまあ仲が良かったんだけど、何かそれ以来急にもっと親密になりたい気分になって、なんどかその子の家に遊びにいったんだって、なんでか理由はわかるわね。何度か行って、そのお母さんの洗濯物の黒いスリップがひょっとして見られるんじゃないかと期待したら
しいんだけど、残念ながらその機会はなかったのね。でも、もうそれ以来その子のお母さんのイメージが、夜黒いスリップを着てSEXしてるおばさんに思えてしかたなかったんだって。普段は庶民的で色気も何もない感じの人が実は夜はそうなんじゃないかって思えて仕方がなかったって。なんだかHね。中学生くらいの男の子でもそんなこと考えてるのかしら。
だから私にも黒のスリップを着せたかったんだなあって思うのね。でもね、最初にもらったボンレベールのスリップはすごく豪華で、その後それよりちょっと普通っぽい感じの黒のスリップ(変な言い方ね)をプレゼントしてくれた。こういう豪華な感じでない方普通っぽい方が妙に感じるんだって。その子のお母さんのこと思い出しているのかしら。やっぱりHね。
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