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上村一夫さん


今週もYが話します。

上村一夫さんという漫画家をご存知でしょうか?代表作は同棲時代という漫画で、一時かなり人気がありました。この人の絵は独特のタッチで特に妖艶な女性を描くことで定評がありました。

この方は惜しくも若くして亡くなってしまいました。私には同棲時代よりも強烈な印象が残った漫画がありました。何かの雑誌に載っていた漫画でいつ頃だったか、何の雑誌だったかも忘れましたが、今でも時々思い出します。

その漫画の一場面で、小さい男の子がお母さんの白いスリップを着ていてそこをお母さんに見つかる場面が描かれていました。その場面では、お母さんが「まあ、私の下着を着て何を

しているの」というセリフがあり、男の子が「ドキッ」とだけいい冷や汗をかいたような表情をしていました。ずいぶん前のことなのに、その場面とセリフは良く覚えています。その漫画では、その後普通に成長していた主人公がある日、その潜在意識を他人に見抜かれてしまい、その人に連れられて鏡の前でスリップを着せられ、お化粧をされて変わっていくというストーリーでした。その後のストーリー自体はあまり詳しく覚えていませんが、その場面の描写だけは良く覚えています。その時に思ったことは、自分の経験と同じことを経験している人がいて、そのことをこうやって表現しているんだということでした。こちらに寄せられるコメントやまた直接メールをくださる方にも同じ経験をした方が結構いるんだということがわかります。

この私の経験として幼い頃に母のスリップを着てみたということが、何による物なのかといまだに考えることがあります。潜在的な物なのか、後天的な刺激による物なのか?私は、何か潜在的に持って生まれた何かがあるのではないかと思います。決して理性ではないと思うからです。

上村一夫さんのその漫画をもう一度読みたいと思うのですが、短編なので文庫本のように出版されているのではなく、古本でその雑誌を探すしかないようです。しかし、雑誌名もその漫画のタイトルも覚えていないので探しようがないのですね。そういう物が他にあるのかどうかわかりません。上村一夫さんはSMをはじめアブノーマルなSEXを独特のタッチで描いていきます、その中でも、私の記憶の中にあるこの場面「母のスリップを着た少年が

母に見つかっている」は、その絵を自分に置き換えてみている、つまりそこにいるのが自分であるかのような感情になっています。


小説だと館淳一さんという作家の作品にはそういう描写が時々あります。私は、特に「黒い下着の銀行員」という作品が気に入っています。この中では、高校生の男の子が人妻からスリップを着せられてSEXをする描写があります。これを読んだ時に、私の経験に非常に良く似た話だと思いました。

https://www.ycgogo.online/post/y%E3%81%8C%E4%B8%80%E4%BA%BA%E6%9A%AE%E3%82%89%E3%81%97%E3%82%92%E3%81%AF%E3%81%98%E3%82%81%E3%81%9F%E9%A0%83


以下は、館淳一さん、作 「黒い下着の銀行員」フランス文庫 からの抜粋です。



「優くん……もう固い」

「ええ。秀美さんのスリップに触ったら……」

「へぇ、優くんは本当にスリップに思い入れがあるんだ」

「ええ、実は、最初に射精した時、ママのスリップを抱いてたんです」

優が正直に打ち明けると、秀美はびっくりした顔でまじまじと優を見つめた。

「えっ、そうなの? それっていつのこと?」

「中学校一年生の頃かな」

優は初めての射精の思い出を、秀美に打ち明けた。



優は、母親のスリップ姿を見るのが好きだった。しかし、最近はあまりそういう機会が

ない。息子を男性として意識するようになったからかもしれない。

(ママ……)

そっと手を伸ばして、洗濯機のなかから白いナイロンのスリップをとりだした。


それじゃ、お母さんのスリップを着けてオナニーすることもあるのね?」

秀美がなぜか嬉しそうな顔をして聞いた。優はまた赤くなった。

「うん、時々。でも汚すようなことはしないけど」

「お母さん、気がつかないの?」

「ついてないと思うけど……」

「スリップだけ? パンティは着けない?」

「えっ、あの……そこまで聞くんですか?」

優はもっと真っ赤になった。

「でも、スリップだけ興味があってパンティがないって、考えられないもの」

「それは……やっぱり、着けたいと思うけど、やっぱりママの気持ちになると、パンティ

はぼくに見られたくないんじゃないか、って気がして……時々触ってみることはあるけど、

穿いたりしたことはないんです。肌に着けるのはもっぱらスリップ専門」

「ふーん……」

考えるような顔をしていた秀美は、すっとベッドを出ると、いったんバスルームに姿を

消した。出てきた時は裸にバスタオルを巻きつけ、スリップとパンティを手にしていた。

バスルームで下着を脱いできたのだ。


「優くん、これ、着てみて」

優は目を丸くした。

「えーっ、どうしてですか?」

「こうやって見てたら、スリップを着せたら案外似合うんじゃないかと思うの。それに私

って、ほら、男おとこした男性って苦手でしょう? もし優くんがこれを着てくれたら、

男らしさがもっと薄くなるから、私もあんまり意識しなくてもすむかなって思って」

「はあ、そうなんですか。でも、うーん、なんか恥ずかしい」

秀美の言葉も、なんとなく説得力がある。優がここに来た理由は秀美とセックスして、

セックスの快感を教えるためだ。まだその使命を果たしていない。責任感みたいなものを

感じるから、秀美の希望はなるべくかなえてやろうと思った。それに正直なところ、秀美

の着けていたスリップを着けてみたいという欲望もあった。



この話を読んだ時に本当に私の経験と同じような事を小説にされているんだという驚きがありました。

同じような物を見て、同じような環境で過ごしていても、私のような感じ方をする人と、そうでない人がいるのはなぜなんでしょうね。最も、そういう話はしないので自分以外の人がどういう感性を持って、同じような感じ方をしているのかわかりません。私の場合は、今までいろいろな場面でそういうことに理解があったり興味を持ったりする女性に遭遇してきましたし、今Cという理解者がいる訳です。でも、そういうことを誰にも言い出せずに自分一人だけで抱えて悶々としている人は大変なのではないかとも思います。


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