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デパートの店員さん Part2

ycgogo

Yです。前回の続きです。仕事の後指定したホテルのカフェラウンジで待っていました。すると5分遅れくらいで彼女が現れました。デパートの店員の制服姿とは異なり、赤いピッタリしたセーターにグリーンの膝丈のウールのスカート。センスの良さが感じられます。中年になりかけくらいの年齢の方でしたが、そうは見えないセンスの良い服装でした。

「遅れてごめんなさい。」と言いながら現れました。コーヒーを飲みながら、しばし世間話。徐々に彼女の仕事の内容について私から聞き始めました。彼女は長年、デパート(某有名大手のデパートです)のランジェリー売り場の担当をしているということを話してくれました。そのため、ワコールやトリンプの公認のランジェリーフィッターのような資格を持っているということも話してくれました。彼女がそういう事を私に話してくれる

のに違和感がない感じで会話が進みましたが、私からは色々不思議というか疑問に思うことがありましたので、聞いてみました。まず、「なぜ今日私のお誘いに応じてくれたのか」ということです。すると、「色々なお客さんとお会いしていますが、なんだか第1印象も悪くないし、いい人そうだし、ちょっと話してみたい感じがあったんです。」ということでした。それだけで、こういう誘いに応じてくれる物かな?と思いながらも、いい感じで会話が進んでいます。そして、私から「女性の下着売り場にいるだけで変な感じがするはずですし、そういう意味でも怪しい感じはしませんでしたか?」と聞いてみました。すると「男性で来られる方結構いらっしゃるんですよ。でも

多くの方はブラやショーツをお求めになりますね。最近はブラジャーを買われる方増えましたね。でも、貴方はそういう方とは少し感じが違って、なんていうか爽やかでいやらしさみたいな感じはしなかったんですよ。それに、あのスリップをお求めになるのはいいセンスの方だと感じたんです。今日こうやって話していてもとっても話しやすいですし。」なんだか褒められているようで悪い気はしませんでした。続けて彼女からの質問が「あの、失礼があったらごめんなさいね。あのスリップはご自分で身に着けられるんですか?」、「はい、実はそうなんです(恥ずかしい気持ちもなく、この人には自然にこう答えられる)。」「こうやって

実際に男性の方にこういう事を聞ける機会はなくて、着心地とかは、いかがですか?他社の物とか着た事はありますか」などと色々な質問が飛んできます。彼女はどうやらランジェリーフィッターとして私に真面目に質問をしているようでした。

「ブラジャーには興味はないんですか?最近はブラジャーをお求めにはならないんですか?」と彼女は私に聞いてきます。「全く考えない事もなかったですが、それよりもスリップですね。あの、もし私がブラジャーをと言ったらどうします?」と聞き返してみたら、しばらく私の胸のあたりを見て、「そ

うですね、あなたなら85のBくらいかしら、今度売り場に来られたらいくつかお見せしますよ」(なんだか妙な雰囲気になって来たぞ)と違和感なく応えられます。

「スリップがお好きということでしたけど、この間お買い上げいただいたのは何が気に入ったのですか?」と聞かれました。私は「まず最初に色が気に入りました。近くに寄ってゆっくりみられたわけではないので、遠目に見ているしかないでしょう。だからまず色にとても惹かれました。」彼女は「そうですね。本当に綺麗な色ですよね。沢山展示したんですけど、あの色が目立つように一番外側に吊るしておいたのですが、それが良かったのですね」と応えます。私は少し勢いがついて「それに、周りにあまり人がいなくて、店員の方もあそこにいたのが貴女だけで、なんだか素敵な人だし、

話しかけやすい感じで、この人なら大丈夫かなという気がしたんですよ。」と話しました。彼女は「まあ、素敵な人なんて光栄だわ、ありがとう。私もさっき言ったけど、貴方に声をかけていただいて、本当に自然に違和感なく応対できたのですよ。なんだか不思議ですね」と嬉しいコメント。いい感じになってきました。

でも、本当に妙な感じで売り場で数回あって、いきなり仕事の後お茶に誘って応じてくれて、いきなり違和感なく女性下着の話しをしているって、冷静に考えると普通には起きないことですよね。なんというか、会話をしていて女性とか男性を超越して女性下着を話題として会話が続いている感じでした。私としてもそれが心地良い感じでしたし、初めてお茶をしたのに、ずいぶん親しくなったような感じになりました。

その後、徐々に深まっていきましたが、


と言う事で今回はここまでです。次回に続きます。

 
 
 

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