あの日、同級生Hさんのセーラー服から見えた白いスリップ
- ycgogo
- 5月3日
- 読了時間: 4分

Yです。中学時代の記憶は、誰にとっても特別なものです。特に、同級生との何気ない出来事が心に残ることがあります。今回は、私が中学の同級生であるHさんのセーラー服から白いスリップが見えた日のことを振り返ります。
中学生の制服として定番のセーラー服は、多くの人にとって青春の象徴です。Hさんも例外ではなく、いつも清楚で落ち着いた印象を与えていました。彼女はいつもきちんとしていて、隙がなく勉強もよくできていつも清潔感をたもっているひとでした。私からすれば、少し近寄りがたいような感じもあり、あえば挨拶をする程度でしたが、あまり話したこともない感じでした。
そんな彼女のセーラー服から、ある日ふと白いスリップが見えた瞬間がありました。
その日は風が強い日でした。ある用事があって、私と女性徒数名が屋上に行くことになりました。私は、先に出て屋上で待っていました。

彼女は後からきたのですが、屋上に通じるドアを開けて、屋上に出た瞬間にいきなり突風が吹きました。その風が彼女のスカートをまくり上げました。とっさのことに彼女は慌ててスカートを押さえましたが、片手に物をもっていたために十分に押さえることができずに、大きくまくれ上がりました。それとともに、真っ白なスリップと綺麗なレースが見えました。通常はこういう場合、ほんの一瞬なのですが、幸運なことに結構長い時間それが続きました。彼女の困った声と「Y君、いやー、見ないで」という声で、違う方向を向いてみないようにしましたが、もうすでにたっぷりみた後です。
それから後の時間の記憶はほとんどありません。彼女のその光景が繰り返し頭の中によみがえり、何を話したか、何をしたのかも覚えていません。
それまで、Hさんはどちらかといえば少し近寄りがたいような感じがしていましたが、それ以降なんだか勝手に親近感がわいてしまいました。それは、またなんとかして彼女のスリップが見たいという願望からでした。
それまでも決して親しかったわけではありませんでしたが、彼女のほうからは余計に敬遠されたような感じになりました。

そんなある日、体育の授業の時でした。途中忘れ物をして、教室に戻りました。体育の授業は2クラスが合同となり、それぞれ男子が着替えるクラスの部屋と女子が着替える部屋に分かれました。私のクラスの部屋は女子の着替えの部屋になっていましたが、この時間なので誰も着替えていないだろうと思い、自分の物を取るために入りました。
すると、私の目はまさかの光景に釘づけになり、立ちすくみました。
通常であれば誰もいるはずがない教室になんとHさんが居たのです。
彼女はセーラー服の上着を脱ぎ、丁度スカートを脱いでいるところでした。私は、「あっ、ごめん」と言いながらも、そこに立ちすくんで彼女から視線を話す事ができませんでした。すぐにドアを閉めて出て行くべきだとはわかっていましたが。
彼女が私に気づいた時、丁度スカートを下ろし終わり、全身まばゆいほどに白いスリップ姿になっていました。中学生にしては少し大人びた、ストラップでレースのついたスリップでした。彼女は、肩の細いストラップに支えられた、驚くほど大人びたスリップ一枚の姿で立ち尽くしていました。
密室に漂う、微かな石鹸の香りと彼女の体温。
薄い生地越しに透ける、中学生とは思えない柔らかな身体の輪郭。胸元を飾る緻密なレースが、彼女の呼吸に合わせて静かに上下しています。私は蛇に睨まれた蛙のように、その「まばゆい白」に釘付けになりました。

「Y君、どうしたの……?」「ごめん、忘れ物を取りに来ただけ」
彼女は叫ぶこともせず、濡れたような瞳でじっと私を見つめ返しました。その沈黙は、まるで自分の最も無防備な姿を私の脳裏に深く、深く、刻み込もうとしているかのようで。
去らないといけないのに、脚が床に張り付いて動かない。私は、彼女の肌を滑るスリップの光沢を、一滴も漏らさぬよう凝視し続けました。
「そうなの、急いでね。私、向こう向いてるから……」
彼女はゆっくりと背を向け、着替えを再開しました。その背中の曲線、スリップの裾から覗く瑞々しい脚。私は忘れていた物を取り、逃げるように教室を後にしようとして、堪らずに振り返りました。ほんの一瞬の事だったはずですが、永遠の時を刻んだかのように感じられました。
私は忘れ物を取り、急いで部屋を出ました。振り返るとHさんは体操服に着替えていました。私はなんだか惜しいような気持ちがあり、「Hさん、ごめんね。でも綺麗だったよ」と咄嗟に口にしていました。すると後ろから「もう、Y君のバカ」と聞こえました。でも、その声は決して怒った声でなく、少し明るい雰囲気を含んでいました。
それからの時間、私の頭の中は彼女のその姿でいっぱいでした。

それがあってからも、彼女との距離は今までと変わらず、あまり話すでもない感じでした。でも目が合うと少し微笑んでくれるようになりました。私はなんとかきっかけを作って彼女と話したいと思っていましたが、それはただ話したいと言うよりも、私がみた白いスリップの事を聞きたい、話したいと言う感情が勝っていました。それも叶わぬ夢でした。



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